ハム5連勝!エンゼルス大谷から刺激 かつての“庭”で6発

[ 2018年4月8日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム9―6ロッテ ( 2018年4月7日    東京D )

7回無死、レアードはソロホームランを放ち寿司ポーズ
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 北海道移転前の03年まで本拠地だった東京ドームで、またも「花火大会」を催した。日本ハム打線が6本塁打9得点で乱打戦に勝利。栗山監督は「主軸に当たりが出てきた。前に進み始めてる」と手応えをにじませた。

 先発の斎藤が序盤から四死球を連発も、打線に悪いリズムは伝染しない。2回は清水、西川がともに今季1号。3回は4番・中田が左中間席上段に135メートルの2号ソロを放ち「打ったのは直球。うまく反応できた」と笑った。7回は先頭のレアードが同球場では来日4年目で16本目の左越え3号ソロを放ち、その後に横尾、清水も連弾で1イニング3本塁打。試合の大勢を決した。

 試合前、ロッカーで歓声が上がった。テレビのメジャー中継で昨季まで同僚だったエンゼルス・大谷が3試合連続アーチを放った。チームは開幕3連敗を喫したが、メジャー初勝利や本塁打を放つなど今週に入ってからの大谷の活躍に歩を合わせるように5連勝。二刀流で戦う姿はナインの活力だ。昨季は中軸で大谷と「ON砲」を形成した中田も「本当に凄い。これからも頑張ってほしい」とエールを送った。

 連勝中の過去4試合は打線が平均3・3得点。投手陣の踏ん張りで白星を拾った。昨年5月12日の同戦でも球団タイ記録の7本塁打をマークしたかつての「庭」で打線が復調。ただ、バッテリーや内野守備で細かいミスもあり、栗山監督は「もっと楽にいかなければならない試合だった」と笑顔はない。これで単独2位浮上。2年ぶりの優勝へ、課題をつぶしながら前に進む。 (山田 忠範)

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2018年4月8日のニュース