巨人投壊15失点 田口2回途中KO「2本柱」で今季初連敗

[ 2018年4月8日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人8―15ヤクルト ( 2018年4月7日    神宮 )

初回に4失点した先発の田口
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 まさかの乱調に、巨人・田口は自身を責めた。6失点で自身最短の2回1/3で降板。「全然ダメです。話にならない。(悪かったのは)全部」と言った。

 「2本柱」で喫した今季初の2連敗だけに、不安が残る。前日はエース・菅野が6回5失点で、ともに開幕から勝ち星なし。昨季13勝左腕で切り替えたかったが、中継ぎ陣も失点を重ねた。今季初の2桁失点で、09年以来の計15失点となった。

 試合前から強風が吹き荒れた。田口は「風は関係なかった」と気丈に振る舞ったが、大きく変化するスライダーは影響を受け、制球は乱れた。初回は先頭から3連続四球で4失点。3回に小林の満塁弾などで逆転したが直後に荒木に左越え2ランを浴びてマウンドを降りた。

 村田ヘッド兼バッテリーコーチは「内容が悪い。だらしない」と厳しく、高橋監督も「(点を)取った後は頑張ってほしかった」と振り返った。打ち込まれた谷岡、高木の2軍降格と田原、宮国の1軍昇格も決まった。 (神田 佑)

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2018年4月8日のニュース