松坂「100点」始動、背番「99」初披露にファン200人!

[ 2018年2月2日 05:45 ]

背番号「99」のユニホームを着てキャッチボールする松坂
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 中日の松坂が新天地で静かに始動した。ブルペン入りこそしなかったが、又吉を相手にしたキャッチボールでは腕を振った右手が左の肩甲骨付近ではね返るほど力強かった。「やりたい練習は全てできた。“100点”の一日だったと思う」と充実の表情で話した。

 昨年より80人増の約200人の報道陣の目が初披露となった背番号99のユニホーム姿に向けられたが、本人は冷静だった。「ブルペンに入らなかったのは(中日の)キャンプの流れが分かってないから」と説明。周囲を観察しながら、黙々とノック、5キロ走のメニューを消化した。

 球場正面のグッズ売り場の松坂タオル(2000円)は完売し、午前9時開店から約2時間で売り上げは100万円を超えた。関係者も「球団史上最高」と驚く盛況ぶり。駆けつけた2000人のファンからも「松坂選手、頑張って」の声も飛んだ。森監督は「チームにいろいろな面で刺激を与えてくれる」と期待するが、松坂効果で活気は増した。

 松坂は2日に30球をメドにブルペン入りする。「まだ自分の思うように下半身は動かせていない。少しの時間も無駄にしないように」と地に足をつけて課題に取り組む。(倉橋 憲史)

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2018年2月2日のニュース