DeNA井納2段モーションで復活へ ブルペン一番乗りで「しっくり」45球

[ 2018年2月2日 09:40 ]

ブルペンで投球練習する井納
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 DeNA・井納も「2段モーション」で復活を狙う。一番乗りでブルペン入り。昨年末から取り組んでいる新フォームで、カーブ、スライダーを交えながら45球を投げ込んだ。

 「2段モーションがOKになってからすぐに取り組んできた。まだ試合で投げられる状態ではないけど、しっくりきている」

 ヒントは昨季中の調整にあった。遠投で足を上げてから一度止まって投げてみたところ「軸足に体重が乗って、いい球が投げられた」。新ルール解禁を受けて、感覚を生かしたフォームに改造することを決断。この日もワインドアップとセットポジションから入念に体重移動とバランスを確認した。投球練習後には審判に新フォームに問題がないか確認したところ「大丈夫と言われたので、第一段階はクリアした」と手応えを語った。

 14年には11勝を挙げ、16年は開幕投手も務めた。だが、ここ3年間は2桁勝利には届かず。「確約されていない立場。もう一度、ローテーションを獲りにいく」。井納は悲壮な覚悟で、ルール変更を新たな武器に変える。

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2018年2月2日のニュース