ロッテ走塁改革で“お化けフォーク”退治 天敵・千賀を攻略へ

[ 2018年2月2日 09:42 ]

岡田(右から2人目)の走塁を見守る島田臨時コーチ(右から3人目)。左端は井口監督
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 走塁改革で「お化けフォーク」を退治する。ロッテの島田臨時走塁コーチは仰天指令を出した。

 「(ソフトバンクの)千賀にフォークを投げられるのは動かないからだ。フォークが低いと思えばすぐ、二塁に行け」。昨季3勝1敗、防御率1・67と抑え込まれた右腕を例に、強い口調で言った。

 室内練習場の一塁ベースから二塁方向へ長さ3メートル、高さ1.5メートルの位置に3本のロープが等間隔に張られた。「スタートで体が浮くと塁は間に合わない」と島田コーチ。低姿勢のままトップスピードへ移行する矯正だ。

 井口監督が掲げた盗塁数は昨季の78からほぼ倍増の140。島田コーチは選手個々に目標盗塁も与え、体重115キロの井上にも「月1個。シーズン6個」と号令し、井上も「走るチャンスは僕にもある」と意欲的だった。

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2018年2月2日のニュース