【巨人春季キャンプ】高田 2年目の鮮烈デビュー目指し新球習得へ

[ 2018年2月2日 19:47 ]

 巨人・高田が2年目の鮮烈デビューを目指し、新球習得に乗り出した。最速154キロを誇る本格派右腕。2軍の宮崎春季キャンプ2日目を終え「試合で使うことができるように、秋のフェニックスリーグで練習を始めたフォークのレベルを上げたい」と意気込んだ。

 これまで軸としていたのは直球とスライダー。1軍初昇格を目指す今季は、縦に大きく落ちる「フォーク」を習得を目指す。

 創志学園3年時の16年にセンバツに出場し、そっくりなフォームから「松坂2世」と脚光を浴びた。小学生の時、松坂が投げるレッドソックス戦をテレビ観戦して衝撃を受け、形態模写を始めた右腕。中日に入団した「憧れの人」との投げ合いも夢見る。

 主に3軍で過ごした昨季は2軍戦で2試合に登板。「体力面で、シーズンに向けて一段階上に行けるようにしたい。トレーニングを安定した投球につなげたい」と力を込めた。(神田 佑)

 ◆高田 萌生(たかた・ほうせい)1998年(平10)7月4日、岡山県生まれの19歳。小3から西方ソフトボール少年団でソフトボールを始め、明徳義塾中では軟式野球部に所属。一貫して投手。創志学園では1年夏からベンチ入りし、2年秋から背番号1。1メートル78、75キロ。右投げ右打ち。

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2018年2月2日のニュース