星野氏しのび献花台 楽天本拠地に多くのファン「感謝の思いを伝えに来た」

[ 2018年1月7日 19:00 ]

4日に死去した星野仙一氏をしのび、楽天生命パーク宮城に設けられた献花台に花を手向ける人たち
Photo By 共同

 中日、阪神、楽天で監督を務め、4日に死去した星野仙一氏をしのぶ献花台が7日、仙台市内にある楽天の本拠地球場、楽天生命パーク宮城に設けられた。同日の設置は午後の3時間だけだったが、球団によると643人のファンが駆けつけて「闘将」に花を手向けた。

 献花台には星野氏の楽天監督時代の写真が飾られた。仙台市宮城野区の契約社員山本裕子さん(48)は「感謝の思いを伝えに来た。選手のことを温かい気持ちで見ていたのが印象的だった」と涙ながらに語った。

 盛岡市の大学教授上村松生さん(61)は2013年に星野氏が率いる楽天が球団初の日本一に輝いた試合を球場で観戦していたという。「ごゆっくりしてくださいと伝えた。また今年、チームが頑張ってほしい。それが星野さんにも一番だと思う」と思いをはせた。

 献花台は8、9日も午前10時から午後5時半まで設置される。

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2018年1月7日のニュース