球審を狙って投げた?大リーグ機構が検証「故意ではないと判断」

[ 2017年9月17日 13:36 ]

肩を押さえて倒れ込むウォルコット球審 (AP)
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 大リーグ機構はクイン・ウォルコット審判員が試合で投球を肩に受けた件について検証を行い、その結果、その投球が故意ではないとの判断を15日に下した。

 ウォルコット審判員は13日のインディアンス―タイガース戦で球審を担当。この試合の3回に球速92マイル(148キロ)の投球をダイレクトで左肩に受け、その場に倒れ込んだ。タイガースのファーマー投手が投じたツーシームは、捕手のミットに触れることもなく直撃。肩の状態をチェックするため、トレーナーがグラウンドに入り、試合はしばらく中断を余儀なくされた。

 この直前、ウォルコット審判員は投球の判定に抗議したタイガースのオースマス監督とマキャン捕手に対して退場を宣告。同機構は肩を直撃した投球は試合序盤から判定に不満のあったタイガース側が故意に同審判員を狙ったものではないかと調査していた。

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