プロ野球選手会、年俸額事前掲提示を求める NPBと事務折衝

[ 2017年7月8日 05:30 ]

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が7日、都内で行われ、選手会が契約更改の際に年俸額を事前に書面で提示することを求めた。高額年俸選手などは下交渉を行っているが、「12球団一律の制度として、選手が考える時間を確保したい。金額が分かった上で交渉できるように」と森忠仁事務局長。しかしNPB側からは認められず、14日の選手会総会で改めて議題とした上で、交渉を継続していきたい考えだ。

 選手会は次善の策として「交渉2回制」も検討しており、その際は初交渉は全員が保留して提示額を一度、持ち帰る形となる。

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2017年7月8日のニュース