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秋ドラフト上位候補の広陵・中村 OBの巨人・小林しのぐ大器

今秋ドラフト上位候補に挙がる広陵の中村はOB小林(巨人)をしのぐ大器だ
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 第99回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)の広島大会は8日にマツダスタジアムで開幕する。3年ぶりの夏切符を狙うシード校の広陵は、開幕カード「広島工―崇徳」の勝者と2回戦(12日・東広島)で対戦する。

 6月10日にあった3チームによる変則ダブル。広陵の中村奨成、報徳学園の篠原翔太、滋賀学園の後藤克基とタイプの違う捕手3人が揃った神戸市内のグラウンドには広島、日本ハム、楽天など計8球団のスカウトが訪れた。注目度の高さを示す練習試合で最も熱い視線を浴びたのは、U―18日本代表の第1次候補に名を連ねた中村だった。

 報徳学園との一戦で強烈な輝きを放った。「1番・捕手」で先発。今春の選抜4強右腕・西垣から3回に左前打を放つと、5回にも左翼へ二塁打を放った。この試合の2週間前に死球を受けた左手首にはテーピングがぐるぐる巻きにされていたが、痛みを感じさせない鋭い打球でチャンスメークに徹した。本業では同じくU―18日本代表の第1次候補に選出された左腕の平元を好リードし、8―1の圧勝劇を演出した。

 同校OBの小林誠司(巨人)を目標に掲げる中村だが、ルックスも実力も高校時代の先輩をしのぐ大器だ。5月中旬から1番打者を任されているように、50メートル走6秒の快足に加え、遠投120メートルの強肩が持ち味。二塁送球タイムは2秒を切ればプロでも一流の域だが、平均で1秒85。過去には1秒76を計測したこともあるという。

 中日の中田宗男スカウト部長は「肩も強いし、パンチ力もある。それに足もある。素材としての魅力があるね。スイングスピードは速いし、遠くへ飛ばす能力がある」と絶賛。巨人の渡辺政仁スカウトも「走攻守三拍子が揃った捕手は全国的に見てもなかなかいないんじゃないかな。素材は高校生トップクラス」と舌を巻いた。

 野村(広島)―小林のバッテリーを軸に夏の甲子園で準優勝に輝いたのが07年。選抜で3度の優勝を誇る同校だが、夏の全国優勝はまだない。「最後の夏は広島を勝ち抜き、全国優勝を目標にしています。甲子園に行ってプロ野球選手になる。記憶にも記録にも残る捕手になりたいです」。大志を抱く背番号2が広陵の歴史に新しい1ページを刻む。(吉仲 博幸) 広島大会組み合わせ

[ 2017年7月8日 06:30 ]

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