【長野】創造学園 13年ぶりの甲子園へ開幕戦快勝「校歌を歌えてうれしかった」

[ 2017年7月8日 19:27 ]

第99回全国高校野球選手権長野大会1回戦   創造学園6―1長野俊英 ( 2017年7月8日    松本市野球場 )

<長野俊英・創造学園> 初回1死二塁、竹田の適時打で生還し雄たけびを上げる創造学園・下沢
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 1、6回に3点ずつを奪った創造学園が3投手の継投で逃げ切り、6―1で快勝。2004年以来の優勝へ好発進した。

 3年生で固めた創造学園は初回、先頭・鷺田皐利が左翼線二塁打と四球で築いた1死一、二塁で4番・下沢祐太が中前適時打。「(3番で高校通算23本塁打の)永田みたいに、1本で流れを変えられる打者じゃない。単打でいい」と先制打を振り返った。

 さらにボークと5番・竹田光希の中前打で3点の援護をもらった先発・伯耆原(ほうきばら)巧は「ゆとりができた」と、変化球主体の投球で7回0/3を1失点。今春に右肘を痛めて出遅れていた背番号19は「校歌を歌えてうれしかった」と晴れやかだった。

 5人が昨夏の8強の主力だが昨秋、今春と地区初戦敗退。「全員が後ろにつなぐ意識になった」と下沢が話すように、一丸となって最後の夏を迎えた。目標は13年ぶりの甲子園。エース中川樹を温存した森田一弘監督(48)は「いいスタートが切れた」と喜んだ。

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