立大 サヨナラ勝ち 慶大とともに優勝争いに残る「誰というより全員で勝った感じ」

[ 2017年5月22日 17:53 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第7週最終日   立大3―2明大 ( 2017年5月22日    神宮 )

12回1死満塁 逆転サヨナラ安打を放ちガッポーズする立大・笠松
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 立大が明大を延長12回、逆転サヨナラ勝ちで下し勝ち点を4とした。この結果、優勝争いは立大と慶大の2校に絞られ、最終週の早慶戦の結果次第となった。

 監督就任以来4年目で初めて明大から勝ち点を奪った。昨年も明大相手に逆王手をかけながら敗れ1999年以来の優勝の夢は消えた。その悔しさは監督と同様、選手も同じだった。

 1点リードの9回2死から追いつかれ、延長12回にも勝ち越し点を奪われた。しかし今年の立大はあきらめない。代打井上が中前打で出塁すると2つの四死球で1死満塁。ここで4番の笠松が明大・斉藤から左中間に逆転サヨナラ打を放って決着をつけた。

 「ここで負けたら今までと一緒。何としても勝ち点を取るという気持ちだった」と笠松。早慶戦で慶大が1敗でもすれば実に35季ぶりの優勝が決まる。「何度も崖っぷちのシーズンでした。誰というより全員で勝った感じです」と溝口智成監督はやりきった感いっぱいの表情で話していた。

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2017年5月22日のニュース