開幕戦でもKO…マー 天敵レイズ相手に3被弾3敗目

[ 2017年5月22日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース5―9レイズ ( 2017年5月20日    セントピーターズバーグ )

<レイズ・ヤンキース>3回1死、ロンゴリア(左)にソロ本塁打を浴び肩を落とす田中
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 ヤンキースの田中が、天敵に返り討ちにされた。20日(日本時間21日)のレイズ戦に先発し、3回0/3を9安打6失点で3敗目。2試合連続の初回先頭打者弾など、3本塁打を浴びた。

 開幕戦で3回途中7失点KOされた相手に雪辱できず「こういう結果しか残せていないので、自己分析していろいろしゃべったところで言い訳にしか取られない」と自らを責めた。

 前回14日のアストロズ戦は1回2/3で8失点し、4被弾。投球回3以下で自責点6以上、被本塁打3以上というのが2試合続いたのは1913年以降ではメジャー史上2人目だ。この日はプレートを踏む位置を三塁寄りに変えスライダーの角度と制球は増したが、要所で速球に制球ミスが出た。アストロズは対戦防御率がカード別最悪の10・38。レイズはカード別最多の15被本塁打と、相性の悪い相手と対戦が重なったことも災いした。

 「前回より良かったが、求めている内容ではない」とジョー・ジラルディ監督。先発前日にブルペン投球を行うなど調整のテコ入れに着手している右腕は「やることというのは、自分の中では明確にある。ただそれをやっていくだけ」と前を向いた。 (大林 幹雄)

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2017年5月22日のニュース