明徳義塾 甲子園30勝&馬淵監督、歴代4位夏28勝

[ 2016年8月14日 05:30 ]

<鳴門・智弁学園>ベンチで戦況を見守る明徳義塾・馬淵監督(左は6回に6点目のホームを踏んだ今井)

第98回全国高校野球選手権大会2回戦 明徳義塾7―2境

(8月13日 甲子園)
 昨夏、今春と続けて初戦敗退した明徳義塾の馬淵史郎監督は“久々の勝利”に酔いしれた。

 「やっぱりこっち(勝利監督用)のお立ち台はええね」。決勝点を敵失でもらうなど9安打7得点と試合巧者ぶりは健在も、気持ちに変化はあった。「毎回甲子園に出ていると格好良く勝ちたいと思う。でも内容はどうでもいいと(選手に)言った」。二の足を踏んだ継投も、この日は勝ち越し機と見るや先発の金津に代打を送り5回以降はエース中野に任せ、チームは夏通算30勝。自身は夏の勝利数を28とし横浜・渡辺元智前監督に並んだ。3回戦の相手は嘉手納。過去、沖縄勢とは3戦全敗だが「ニュー明徳」で打破する。

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2016年8月14日のニュース