巨人「鬼門」神宮で6連敗 クリーンアップ無安打

[ 2016年8月14日 05:39 ]

<ヤ・巨>5回途中2失点でマウンドを降りる先発の大竹

セ・リーグ 巨人1―2ヤクルト

(8月13日 神宮)
 巨人は計5イニングで得点圏に走者を進めたが、得点は7回のギャレットのソロだけだった。クリーンアップが計11打数無安打で3戦連続の1点差敗戦。それでも、高橋監督は「(主軸が)年がら年中打てるものでもない。今までずいぶん打ってきたわけだから。打てない日ばかり、彼らのせいにはできない」とかばった。

 3番・坂本が3度、4番・阿部が2度、得点機に凡退した。坂本、阿部、村田のクリーンアップとなった7月24日DeNA戦(横浜)から3人そろって無安打は初めてだ。山中の下手から浮き上がる球に7回まで飛球で計13アウトに、内田打撃コーチも「球を上から叩けなかった」と嘆いた。

 神宮では今季6連敗で1勝7敗。東京ドームでは9戦全勝だけに、完全に鬼門だ。阿部は「違いは感じない」とし、坂本は「こういう時もあると思うので切り替える」と前を向いたが、鬼門突破なくして広島を追いかけることはできない。(倉橋 憲史)

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2016年8月14日のニュース