挟殺プレーで優先権勘違い…明徳義塾 ラッキー1点

[ 2016年8月14日 05:30 ]

第98回全国高校野球選手権大会2回戦 明徳義塾7―2境

(8月13日 甲子園)
 明徳義塾は8回1死二、三塁で三塁走者の西村が挟殺プレーから生還した。

 代打・寺西の遊ゴロで西村が三本間で挟まれ、その間に二塁走者が三塁に到達し、西村も帰塁。ボールを受けた三塁手は三塁ベース上の両者にタッチし、優先権が前方の走者にあるため二塁走者がアウトとなった。西村は自分がアウトと勘違いしてベンチに戻ろうとしたが「まだプレーが続いているぞ」と声が掛かり、走って生還した。

 三塁手は西村がベースから離れた後にも走者にタッチしたかのように見えたが、試合後に日野高(たかし)審判副委員長は「(タッチが)成立していない」と説明した。

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2016年8月14日のニュース