八戸学院光星 まさかの敗戦に指揮官絶句「この展開での負けは残念」

[ 2016年8月14日 17:44 ]

<東邦・八戸学院光星>八戸学院光星の3番手・櫻井

第98回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 八戸学院光星9―10東邦

(8月14日 甲子園)
 八戸学院光星は7回まで奪った9得点を守り切れず、終盤に8失点でサヨナラ負け。仲井監督は「この展開でチームを勝たせることができなくて残念です」と肩を落とした。

 6回までは和田と戸田の継投で2失点。しかし、7回から登板したエースの桜井が誤算だった。7回と8回にそれぞれ失点して5―9と4点差。9回も悪い流れを引きずり、この回だけで6安打5失点を喫して涙を飲んだ。

 「9回は先頭打者を出したことで球場の雰囲気が変わってしまった」と仲井監督。「序盤がうまくいき過ぎていたかもしれない。とにかく、勝つことだけを願っていたので…」と続け、言葉を詰まらせた。

 捕手で主将の奥村は「あとアウト一つを取りきれないところに自分たちのスキがあった」とコメント。「甲子園は自分たちの力以上のものを出せた場所だが、野球の怖さも知った場所だった」と振り返り、「桜井は今まで自分たちを引っ張ってきた存在。悔いはありません」とエースをかばった。

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2016年8月14日のニュース