「逆転のロッテ」サヨナラで決めた 同点打の鈴木、高校野球が刺激に

[ 2016年8月14日 22:34 ]

<ロ・ソ>延長10回1死満塁 サヨナラ犠飛を放った角中(中央)はナインの手荒い祝福を受ける

パ・リーグ ロッテ3―2ソフトバンク

(8月14日 QVCマリン)
 「逆転のロッテ」の面目躍如。今季26度目の逆転勝ちを延長10回サヨナラ勝ちで飾った。

 0―2の9回2死から角中が中前打で出塁し、デスパイネが四球、福浦が敵失で2死満塁。鈴木が同点の右前2点適時打を放った。延長10回に角中がサヨナラ中犠飛で決めた。

 鈴木は「高校野球の時期だけど、高校野球は最後まで何が起こるか分からない。そういうのを感じながらやっている」と話した。試合前には、甲子園で東邦が八戸学院光星に9回4点差をひっくり返して逆転サヨナラ勝ちする試合をテレビ観戦。角中は「すげえなって感じた」。

 9回途中から涌井を救援し無失点に抑えた南が3勝目。「涌井さんが凄い投球をしていたので自分も続きたかった」と笑みをこぼした。ロッテが4カード連続の勝ち越しをソフトバンク3連戦で決め、勢いに乗った。

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2016年8月14日のニュース