ヤク館山 最速149キロ出た 白星お預けも5度目右肘手術乗り越えた

[ 2016年7月7日 05:30 ]

<D・ヤ>復帰登板となった館山は勝ち投手の権利を得て降板したが、今季初勝利はならなかった

セ・リーグ ヤクルト7―8DeNA

(7月6日 横浜)
 右肘手術から復帰したヤクルト・館山が5回1/3を2失点と踏ん張ったが、救援陣が崩れて逆転負け。今季初勝利を逃し「点を取ってもらった後の失点の仕方や主軸に打たれた本塁打が反省点」と笑顔はなかった。

 2試合連続KO後、4月20日に右肘関節遊離体摘出とクリーニング手術を受けた。自身5度目の右肘手術を経て84日ぶりの1軍登板。妻・陽子さん、長女・海音(かのん)ちゃんもスタンドから見守った。最速149キロの直球に変化球の精度も高く、真中監督は「術後とは思えない。今後に期待できる」と評価した。

 ▼ヤクルト・高津投手コーチ(館山について)思ったよりも良かった。緊張感があってスタミナがなくなるのが早かったが、数をこなせばクリアできると思う。

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2016年7月7日のニュース