楽天　塩見、６回１失点３勝目「低めに集められた」バント失敗は反省

＜中・楽＞楽天先発・塩見は６回１失点で３勝目

交流戦 楽天３―１中日

（6月3日 ナゴヤＤ）
　楽天の塩見は６回３安打１失点で３勝目を挙げた。４回無死一塁では１３５キロの内角直球でビシエドを見逃し三振。６回１死一塁ではナニータを外角スライダーで二ゴロ併殺に仕留めるなど「ベース盤を広く使えた。変化球を低めに集められた」と振り返った。

　カード初戦を任されるなど、首脳陣から則本とともに先発２本柱として高く期待されている。その則本は防御率２・９２、塩見はこの日の登板で３・０７まで上昇させた。「負けると則本にでかい態度を取られるので、負けたくない」とライバル意識が好調をキープしている要因だ。

　一方、ＤＨ制のない、セ・リーグ主催の試合だったため、１年ぶりに立った打席では５回１死一塁でバントを決められず。試合後は「しっかりバントしま～す」と肩を狭めてバスに乗り込んだ。