三菱重工神戸・高砂 鉄腕?妖怪?守安の完投勝ちで出場に王手

[ 2016年6月3日 17:47 ]

三菱重工神戸・高砂の守安玲緒投手

都市対抗野球大会近畿地区第2次予選・第2代表決定トーナメント1回戦 三菱重工神戸・高砂6―1新日鉄住金広畑

(6月3日 京セラD)
 三菱重工神戸・高砂の鉄腕、守安玲緒投手(28)の快投で3年連続33度目の本大会出場へ王手をかけた。第2代表決定トーナメント1回戦・新日鉄住金広畑戦に先発。6回に味方の2失策で先制を許したが、被安打3の6奪三振、1失点(自責0)で完投した。

 富光男監督が「経験、実績が違う。だから鉄腕と言われる」と絶賛するように、守安の武器は驚異のスタミナだ。5月27日のミキハウスベースボールクラブ戦は延長15回、174球の熱投。4時間2分の激闘を勝利に導いた。2次予選はここまで全3試合に完投。計33回を投げ、4失点と抜群の安定感を誇る。

 指揮官から鉄腕と称される守安だが、余興で妖怪ウォッチの「ようかい体操」を披露したことから、ついたあだ名は「妖怪モリヤス」―。妖怪レベル?のスタミナを持つ入社7年目の148キロ右腕は「会社からたくさんのサポートを受けている。つぶれるまで投げたい」と5日の第2代表決定戦をにらんだ。(吉仲 博幸)

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2016年6月3日のニュース