東京五輪で復活濃厚 オコエが大谷が喜び 代表に「なれるよう頑張る」

[ 2016年6月3日 08:50 ]

<楽・神>6回1死一塁、打者・岡島で一塁走者・オコエがスタートを切る

野球・ソフトボール 東京五輪で復活濃厚

 東京五輪は4年後。開会式は20年7月24日の予定で、その直前の21日に23歳の誕生日を迎える楽天・オコエは「小さい頃はプロ野球選手が夢だった。(次の)自分の夢として、オリンピック選手になってみたい。なれるよう頑張る」と力を込めた。

 負けたくない「ライバル」もいる。高校女子バスケットボール界で活躍する妹・桃仁花(もにか=明星学園3年)だ。昨夏の高校総体ベスト4で、U―16日本代表候補入りもした逸材。1学年上の兄は「お互い、勝手に意識し合ってます」と対抗心を燃やす。そんな妹と、兄妹で一緒に五輪に出場する夢を思い描いている。

 競技復帰を世論に訴えるプロモーションビデオに出演した日本ハム・大谷は「協力させてもらっていたのでうれしい」と喜んだ。メジャーも注目する二刀流は「プロ野球選手が出るか、どういう形になるか分からないけど、毎年良い成績を残してそういう選手にならないといけない」と思いを語った。また、侍ジャパンでも中軸を打つDeNAの筒香は「今、野球離れが進んでいる。五輪(復帰)を全国のファンが楽しみにしていると思うし、子供たちが野球を好きになるきっかけにもなる」と歓迎した。

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2016年6月3日のニュース