巨人・長野 責任背負った…野村の2適時打はいずれも捕球「ミス」

[ 2016年5月5日 07:45 ]

<巨・広>2回2死二塁、野村の打球に長野が飛び込むも、捕球できず適時打とする

セ・リーグ 巨人1―6広島

(5月4日 東京D)
 2年ぶりに先発した巨人の5年目右腕・江柄子は救世主になれず、再び広島に首位の座を明け渡した。

 5点を失い、5回途中で降板。「(4四球などで)ストライク先行の投球ができず、自分で自分を苦しめた」と肩を落とした。抜てきした高橋監督は「久しぶりで慎重になったのかな。リズムに乗れなかった感じ」と首をひねった。

 2回2死二塁、4回2死一、三塁で投手の野村に適時打を許した。いずれも右前。打ち取ったはずの打球だったが、前進した長野は捕球できず「完全に自分のミス。イージーな打球。申し訳ないです」と責任を背負った。指揮官も「長野もあれくらいは捕ってあげてもいいのかなと思う」と厳しく指摘。31試合を消化し、投手陣は相手投手に既に7打点を許している。本来は1アウトを計算できるところ。「9人目の野手」に打たれれば、勝敗にも大きく影響する。 (川手 達矢)

続きを表示

2016年5月5日のニュース