楽天・美馬 本拠で1112日ぶり勝てた 自身連敗13でストップ「長かった」

[ 2016年5月5日 05:30 ]

<楽・ロ>お立ち台でパ・レンジャーとともにバーンを決める銀次(左)と美馬

パ・リーグ 楽天5―3ロッテ

(5月4日 コボスタ宮城)
 やっと勝てた。楽天の美馬が6回2失点で今季3勝目。本拠地コボスタ宮城での自身の連敗を13で止め、レギュラーシーズンでは13年4月18日のソフトバンク戦以来1112日ぶりの白星に「本当に長かった。ついにという感じ。お待たせしました」と目尻を下げた。

 4回までに3四球と制球に苦しみ、同点の5回には中村の打球が右すねを直撃。「痛みはあったけど、降りたら勝てない」と歯を食いしばり、マウンドに立ち続けた。2死からデスパイネに勝ち越しソロを許したが、直後に銀次、ウィーラーの2者連続弾で逆転に成功。2失点でしのぎ、6回119球で降板した。勝っているビジターと同じように、前回登板から練習の開始時間を遅らせるなど工夫。25試合連続で勝てなかったホームで白星を挙げ「勝てるようになったので、次も勝てるよう頑張ります」と話した。 (徳原 麗奈)

 ▼楽天・銀次(5回1死一、二塁から逆転の右越え1号3ラン)最近、考え過ぎていたので強いスイングをしようと心掛けた。美馬さんが必死に投げていたので、どうにか打ちたかった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月5日のニュース