牛込惟浩氏死去 79歳敗血症 大洋、横浜でローズら外国人獲得に手腕

[ 2016年5月5日 11:15 ]

元プロ野球大洋、横浜渉外担当の牛込氏

 大洋、横浜(現DeNA)で長く渉外担当などを務めた牛込惟浩(うしごめ・ただひろ)氏が4月9日、敗血症のために死去していたことが4日、分かった。享年79。葬儀・告別式は近親者によって執り行われた。

 牛込氏は東京都出身。早大卒業後、64年に横浜の前身である大洋球団に入社した。通訳、1軍マネジャー、広報などを経て、渉外担当に就任。79年首位打者のフェリックス・ミヤーン、88年に本塁打、打点の2冠に輝いたカルロス・ポンセ、90年首位打者のジム・パチョレック、首位打者1度、打点王2度のロバート・ローズら、数多くの外国人選手の獲得に手腕を発揮した。

 00年に退団。レッドソックスの極東スカウトを務め、その後は大リーグアナリストとして解説なども行っていた。

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2016年5月5日のニュース