大谷 投手3冠 高卒3年目以下では86年の西武・渡辺久信以来

[ 2015年10月7日 05:30 ]

羽田空港から札幌へ移動する日本ハム・大谷

 二刀流3年目の日本ハム・大谷が投手3冠に輝いた。勝利数は15勝でロッテ・涌井に並ばれたが、防御率2・24、勝率・750は単独。高卒3年目以下で投手主要4部門中3部門を獲得したのは、86年の西武・渡辺久信以来だ。

 10日にロッテとのCSファーストステージ初戦(札幌ドーム)に先発する右腕はこの日、東京から札幌へ移動。「(タイトルは)自分がコントロールできないので、気にするところではない。シーズンが終わったばかりでまだ緊張はないが、CSにしっかりと調整していきたい」と話した。

 ▼西武・秋山(最多安打)光栄に思います。1年間、1番打者として試合に出し続けてくださった監督、コーチ、そしてチームメートのおかげだと思っています。

 ▼西武・中村(本塁打王、打点王)両方の賞を同時に受賞できてうれしいです。

 ▼日本ハム・中島(盗塁王。13年陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)、14年西川に続き、同一球団で3年連続で異なる選手の受賞は史上初)30盗塁を目標にしていたので、クリアできたのはよかった。シーズン前は狙う気持ちがあまりなかったので、結果的に獲れてよかった。

 ▼楽天・則本(最多奪三)今年も獲れるとは思っていなかった。初めて防御率2点台で終われて、1年間を通してローテーションを守ることができた点は良かった。

 ▼西武・増田(最優秀中継ぎ)ふがいない投球も多かったように思います。来年は今シーズン以上の成績を残したい。

 ▼ソフトバンク・サファテ(最多セーブ)素晴らしい記録を破ることができて光栄。(抑えは)まず、第一に楽しんでやることが大事なんだ。

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2015年10月7日のニュース