マー君 15年最後は黒星 痛恨の2被弾でヤンキース地区S進出ならず 

[ 2015年10月7日 12:13 ]

2本塁打を浴びたヤンキース・田中は厳しい表情(AP)
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ア・リーグ地区S進出決定戦 ヤンキース0―3アストロズ

(10月6日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手は6日、ニューヨークで行われたア・リーグ地区シリーズ進出決定戦のアストロズ戦に先発。5回を4安打3三振3四球2失点で敗戦投手となった。ヤンキースはわずか3安打で三塁を踏めず0―3で敗れ、地区シリーズに進めず、15年のシーズンを終えた。

 大歓声を浴びながらマウンドに上がった田中は、初回からカットボールがさえ、2者連続三振と最高の立ち上がりをみせたが、2回に先頭のラスマスに右越えソロ本塁打を浴び、先制を許した。その後制球が乱れ、満塁のピンチを背負うなど不安だったが、4回に先頭のゴメスに初球をたたかれ、左翼へのソロ本塁打を許し2失点目。5回は初回以来の3者凡退だったが、ここで交代した。

 試合前田中は「シーズンとは違い、その試合でどうなるかというのは高校以来。内容はどれだけ汚くても、失点を防いで投げることが大事。どういう形であれ失点を防いで、いい形でリリーフ陣につなぐことが大事」と話していたが、2発でやられるという悔しい形での終戦となった。

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