アストロズ “ひげの左腕”カイケル お得意相手に快投「力発揮できた」

[ 2015年10月7日 13:43 ]

ヤンキースとのワイルドカードに先発したアストロズのダラス・カイケル投手 (AP)
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ア・リーグ地区S進出決定戦 アストロズ3―0ヤンキース

(10月6日 ニューヨーク)
 アストロズのダラス・カイケル投手(27)が6日にニューヨークで行われたヤンキースとの地区シリーズ進出決定戦で圧巻の投球を披露。ポストシーズンでの自身初勝利を手にした。

 今季は20勝をマークして、リーグ最多勝に輝いたカイケル。ヤンキース戦は6月25日に6安打完封、8月25日も7回3安打無失点で2戦2勝と得意にしていた。ワイルドカードでもその相性の良さは変わらず、6回3安打無失点。ヤンキース相手に無失点記録を22回にまで伸ばした。

 2回に2死からバードにこの試合での初安打を許したが、その後は5回まで10人の打者を連続でアウトに切って取る快投を見せた。「信じられない。敵地で求められているもの以上の力を発揮できた」。試合後にマイクを向けられたカイケルは自身のパフォーマンスに満足げ。

 この好投に打線も応え、2回はラスマス、4回にはゴメスがそれぞれソロ本塁打で援護した。「あの一発はとても大きかったよ」と笑顔の左腕。その表情が、会心の87球を物語っていた。

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