アストロズ 10年ぶり地区シリーズ進出決定!ヤ軍は田中が2発に泣き終戦

[ 2015年10月7日 12:14 ]

アルテューべの適時打で生還したビラーをアストロズベンチでバルブエナが迎える (AP)

ア・リーグ地区S進出決定戦 アストロズ3―0ヤンキース

(10月6日 ニューヨーク)
 ア・リーグの地区シリーズ進出決定戦(ワイルドカード)は6日、ニューヨークで行われ、アストロズが一発攻勢でヤンキースを下した。ロイヤルズとの地区シリーズは敵地カンザスシティーで8日から始まる。アストロズの地区シリーズは10年ぶり。

 アストロズは2回にラスマスの右越えソロで先制。4回にはゴメスの左中間へのソロが飛び出し、終盤の7回には2死二塁の場面でアルテューべが左前適時打を放った。

 先発はヤンキースをレギュラーシーズンで2戦2勝、さらに計16回を投げて無失点と得意にしているカイケル。ワイルドカードでも相性の良さは変わらず、6回3安打無失点と好投を見せて今季リーグ最多勝左腕は自身ポストシーズン初白星を手にした。

 ヤンキースは先発の田中が4安打2失点という内容で5回83球を投げたところで降板。今季はレギュラーシーズンでの被本塁打が昨季の15から25に増えていたが、ポストシーズンでも一発に泣くこととなった。

 打線は苦手のカイケルを攻略できず、5回まではバードの右前打による1安打のみ。6回にグリゴリアスとベルトランの安打で2死一、二塁と好機を迎えたが、ロドリゲスが中飛に倒れた。7回以降はシップ、ハリス、グレガーソンのアストロズ救援陣に対して無安打と再び沈黙し、ヤンキースの今季は終了した。

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