王氏「起きてしまったことは残念」 個人の自覚求める

[ 2015年10月7日 05:30 ]

「エンブレム委員会」の第2回会合に出席するソフトバンクの王球団会長(左)ら

巨人・福田 野球賭博関与

(10月6日)
 ソフトバンクの王貞治球団会長は、都内で開催された2020年東京五輪のエンブレム委員会に出席後、報道陣に対応。「自分のところの球団でもなく、今はそういう(コメントをする)立場にない。中身が分からないので」と前置きした上で「起きてしまったことは大変残念。みんなでそういったことを気をつけようと警鐘として受け止めるしかない」と話した。

 ただ、野球界全体としての責任については「(プロ野球選手は)個人事業者だから、そこまで縛れない。子供でもないし、プロ野球選手であるということとは別に一社会人ということでもある」と個人の自覚を求めた。

 また、球界の先頭に立ち、尽力してきた「野球・ソフトボール」が20年東京五輪の追加種目として推薦されることへ影響には「僕がどうこう言っても復帰になることについては全然影響はない」と言及を避けた。

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