マー君 2発被弾「悔しい結果 責任感じる」 

[ 2015年10月7日 13:12 ]

アストロズのワイルドカードに先発したヤンキースの田中 (AP)

ア・リーグ地区S進出決定戦 ヤンキース0―3アストロズ

(10月6日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手は6日、ニューヨークで行われたア・リーグ地区シリーズ進出決定戦のアストロズ戦に先発。5回を4安打3三振3四球2失点で敗戦投手となった。ヤンキースはわずか3安打で三塁を踏めず0―3で敗れ、地区シリーズに進めず、15年のシーズンを終えた。

 プレーオフ初登板は2つの失投に悔いが残った。立ち上がりこそ2連続三振と最高のスタートを切ったが、2回と4回の先頭打者、しかも初球を痛打され、チームを地区シリーズに導けなかった。「悔しい結果に終わってしまった。シーズン中から課題としていたホームランを打たれてしまった。こういうゲームにしてしまった責任を感じる」。ソロ2本だったが、一発勝負の中では大きな失点だったと自らを責めた。

 負ければ即シーズン終了という戦いだったが「一発勝負でああいう結果になったのは残念」と肩を落とした。

 打線も20勝左腕のカイケルらア軍の継投の前に2桁10三振を奪われ、わずか3安打で三塁も踏めず。3年ぶりに進出したポストシーズンだったが、はやくも終戦。3年目の来季へ、田中は「まだまだ、成長しないといけない。絶対的な投手だったらあそこで代えられない」と悔いの残る今季最終登板の反省を糧とする考えを述べた。

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