オリックス 古久保氏が来季バッテリーコーチ復帰へ

[ 2015年10月7日 05:30 ]

古久保健二氏

 オリックスで昨季までバッテリーコーチを務めた古久保健二氏(51)が、復帰することが確実となった。

 今季は韓国プロ野球のハンファでバッテリーコーチを務めたが、今季限りで退団。オリックスは再びバッテリーコーチとして招へいする予定で、6日に接触した模様だ。本人も親しい関係者に復帰への意欲を語っており、古巣復帰が決定的な状況となった。

 今季は正捕手の伊藤が不振で、5月24日に1、2軍のバッテリーコーチを配置転換。伊藤も「こういう結果になってしまったのは自分の責任、ふがいなさで、申し訳ない」と痛感していた。球団では新たなコーチを探していたが、13~14年に伊藤を育てた古久保氏が適任だと判断し、再生を任せる方針だ。さらに高卒2年目で20歳の若月がシーズン終盤に台頭するなど、育成も重要な課題となっている。福良新監督も「バッテリーを中心とした守りの野球」を掲げており、古久保氏には大きな期待が掛かる。

 ◆古久保 健二(ふるくぼ・けんじ) 1964年(昭39)6月23日生まれ、大阪府出身の51歳。太成から82年のドラフト6位で近鉄入団。捕手として943試合で378安打38本塁打の打率・204。02年の現役引退後は中日、オリックスなどで捕手、バッテリーコーチを歴任。今季は韓国・ハンファで1軍バッテリーコーチを務めた。右投げ右打ち。

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2015年10月7日のニュース