高岡商7年ぶり聖地へ 中川真主将「富山県代表として全国制覇を」

[ 2015年7月26日 05:30 ]

第97回全国高校野球選手権富山大会決勝 高岡商5-2富山東

(7月25日 高岡西部総合公園)
 高岡商が、7年ぶり17度目の頂点に立った。中川真主将は「昨年の敗戦は常に頭にあったので、リードしていても攻める気持ちを持ち続けた。富山県代表としての誇りを持って、全国制覇を果たしたい」と声が弾んだ。

 粘りが身上だ。2回に先制したものの、計2度のリードを守れず、追いつかれる苦しい展開。6回は2安打と四球に相手失策を絡め、一挙3点を奪って勝負を決めた。

 準々決勝で富山商を撃破。昨夏決勝戦で敗れた宿敵を下し、勢いに乗った。エース北村が2失点完投。吉田真監督は「夢の中にいるような気持ち。頂点を狙って一つでも多く勝ちを重ねたい」と表情を引き締めた。

 ◆高岡商(富山)部活動と商業教育に力を入れる。吹奏楽部も盛ん。

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2015年7月26日のニュース