大魔神・佐々木氏「彼は努力家」 フォーク捕れず反復練習欠かさず

[ 2015年7月26日 08:10 ]

<ヤ・中>7回1死三塁、代打・武内の一ゴロでホームを突く代走・三輪にタッチする谷繁

中日・谷繁兼任監督 通算3017試合出場

 谷繁とのバッテリーで歴代最多セーブ記録など数々の金字塔を打ち立ててきた中日・岩瀬は「今さら言うこともないぐらい大変な記録。僕も凄く勉強させてもらった一人。最初は厳しかったけど、おかげで成長させてもらった」と話した。

 自身も15年連続50試合登板という大記録をつくった鉄腕だが、「(野村克也氏を超えた後の)谷繁さんの数字は、もう抜かれることはないんじゃないかな」と敬服した。

 横浜の抑え投手だった佐々木主浩氏も「3歳年下のかわいい弟分。監督だから弟分じゃないか。本当におめでとう!」と祝福した。98年の日本一バッテリーになるまでの過程では、佐々木氏の決め球・フォークボールが捕れず、終盤で交代させられる屈辱があった。克服するため、試合前にワンバウンド捕球の反復練習を欠かさなかった谷繁の姿を「彼は努力家。体中あざだらけの姿を見たら、代えてとは言えなくなった」と述懐した。

 ▼DeNA・三浦 大変な記録に並ばれたこと、おめでとうございます。バッテリーを組ませてもらったことを誇りに思います。

 ▼山田久志氏(01年オフのFA宣言時、獲得をフロントに進言した元中日監督)少しでも時間があればブルペンで受けていた。川上、吉見、浅尾ら中日の投手王国を築いたのは間違いなく谷繁。

 ▼中日・達川チーフバッテリーコーチ 何より捕るのがうまいし動きが柔らかいからケガしない。

 ▼ヤクルト・真中監督(同じ44歳)この年まで現役でやること自体、想像もできないこと。素晴らしい記録だと思います。

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