プロ球界初の試み!米独立リーグでコンピューターが投球判定

[ 2015年7月26日 16:48 ]

投球を判定する球審 (AP)

 米複数メディアは独立リーグのサンラファエル・パシフィックスがホームで行われる28日と29日の試合で、人の目ではなく、コンピューターがストライクかボールかの判定を行うと伝えた。球審を置かずに試合が進行されるのはプロでは初めてとなる。

 判定で使われるのは「PITCHf/x」という球速やボールの軌道を追跡するスピード計測器システムで、これはメジャーリーグ全30球団すべての本拠地に設置されているもの。パシフィックスのアシスタントGMは「これは球界全体にとって、素晴らしい機会になる」と当日を待ちきれないようだ。

 試合中、このシステムを管理するのは外野手としてアスレチックスなどで活躍し、現在は解説者を務めるエリック・バーンズ氏。チャリティー活動に熱心な同氏は四球と三振が記録されるたびに100ドル(約1万2千円)を、判定に抗議してきた選手や監督を退場にした場合は1万ドル(約123万円)を慈善団体に寄付するという。

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2015年7月26日のニュース