松坂以来14年ぶり!藤浪、高卒1年目から2年連続2桁勝利

[ 2014年9月19日 21:07 ]

<神・中>6回2死一、二塁、荒木の打球を股間付近に受けた藤浪
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セ・リーグ 阪神9―3中日

(9月19日 甲子園)
 阪神の藤浪晋太郎投手(20)が中日戦に先発し、7回を3失点(自責点1)で今季10勝目を挙げた。昨季の10勝に続く高卒1年目からの2年連続2桁勝利は松坂大輔(西武)以来14年ぶり、球団では江夏豊以来46年ぶりの快挙となった。

 初回、四球に不運な内野安打と味方のタイムリーエラーが絡んで2点を先制された。逆転した2回にも送りバントを挟んで3連打で1失点と不安定な立ち上がりだった。それでも味方打線が6回まで毎回の計9得点と藤浪を援護。3回以降、立ち直った右腕は、6回に荒木の打球が股間付近に直撃する安打などで2死満塁のピンチを招いたが、大島を空振り三振に抑えた。結局、9安打を浴びたものの7回を3失点で交代。粘りの投球で節目の勝ち星を手にした。

 高卒1年目の昨季10勝に続く2年連続2桁勝利は、松坂の16勝(99年)、14勝(00年)以来14年ぶり、球団では江夏の12勝(67年)、25勝(68年)以来46年ぶりとなった。

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