能見痛恨暴投決勝点「申し訳ない。ワンバウンドばっかりで」

[ 2014年7月24日 05:30 ]

<神・巨>9回2死満塁、痛恨のワイルドピッチで勝ち越しを許した能見(右)と梅野のバッテリー

セ・リーグ 阪神2-3巨人

(7月23日 甲子園)
 エースだからこそ、踏ん張らなければならなかった。同点の9回2死満塁。阪神・能見は暴投で決勝点を許した。チームの連勝は4で止まり、首位巨人との3連戦3連勝を逃し「申し訳ない。ワンバウンドばっかりで」と唇をかんだ。

 初回にゴメスの先制2ランで援護を受けた。だが「飛ばしていこうと思った」との言葉とは裏腹に3回、ロペスにソロを浴びるなどしてあっさりとリードをふいに。124球も実らず、5月24日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)を最後に白星がない。和田監督は「あの一球がね…」と残念そうだった。

 巨人との差は再び2・5ゲームに。指揮官は2回以降無得点の打線も敗因に挙げ「流れを引き寄せるまでには至らなかった」と消化不良の内容を嘆いた。

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2014年7月24日のニュース