“大谷2世”松本、勝った!盛岡大付2年ぶり8度目の夏切符

[ 2014年7月24日 15:15 ]

<花巻東・盛岡大付>優勝を決め歓喜する盛岡大付・松本(左)らナイン

全国高校野球選手権・岩手大会決勝 盛岡大付5―4花巻東

(7月24日 岩手県営)
 第96回全国高校野球選手権・岩手大会決勝が24日に行われ、プロ注目の最速150キロ右腕・松本を擁する盛岡大付が、5―4で花巻東を下し、2年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた。

 3年連続で両校の対決となった決勝。盛岡大付は初回に2点を先制。4回に一度は逆転されたが5回、1点差に詰め寄り、なおも2死一、二塁から松本が中越え2点適時二塁打を放ち、5―4と試合をひっくり返した。

 松本は9安打を許す苦しい投球ながらも8奪三振の力投で9回を投げ抜き、リードを守り切った。昨夏の決勝では、日本ハム・大谷の母校である花巻東に6回途中5失点で敗れた。“大谷2世”とも呼ばれる逸材の松本は、因縁の相手にリベンジを果たし「苦しい試合だったが、勝った瞬間、疲れが吹き飛んだ。もっと気迫を出して甲子園で勝てるように頑張りたい」と笑顔を浮かべた。 

 関口清治監督は「(松本は)ずっと連投だったが、よく投げ抜いてくれた。昨年、花巻東が(甲子園で)活躍して勇気をもらった。今度は我々も、という強い気持ちで臨みたい」と選手を称え、喜びをかみしめていた。

続きを表示

2014年7月24日のニュース