1球に泣いた武田勝「次も登板があるので、しっかり準備」

[ 2012年10月28日 21:30 ]

<巨人・日本ハム>1回無死、長野(後方)に先頭打者本塁打を浴びた武田勝

日本シリーズ第2戦 日本ハム0―1巨人

(10月28日 東京D)
 1球に泣いた。初回、先頭の長野への4球目、甘く入ったボールを右中間スタンドへ運ばれた。だが、終わってみれば、失点はこの1点だけ。6回には先頭の沢村に中前に落ちる不運な二塁打を許したが、そこから長野、寺内、坂本を3者連続三振に仕留めるなど巨人の強力打線を抑え込んだ。

 打線の援護がなく、敗戦投手となったが、6回4安打1失点と大舞台でも持ち味を存分に発揮した。チームは2連敗スタートとなったが「次も登板があるので、しっかり準備して臨みたい」武田勝の言葉に意地が込められていた。

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2012年10月28日のニュース