投手粘投も打線沈黙…栗山監督「勝たなきゃ何もならない」

[ 2012年10月28日 21:43 ]

<巨人・日本ハム>球場を後にする日本ハム・栗山監督

日本シリーズ第2戦 日本ハム0―1巨人

(10月28日 東京D)
 9回には2死一、三塁と一打同点、長打が出れば逆転の好機を作りながら、あと1本が出ず零敗した日本ハム。栗山監督は「見せ場作ってもね、勝たなきゃ何もならないから」と固い表情で振り返った。

 8失点した第1戦とは違い、1点差で試合が進む投手戦に。「昨日ああいう形で相手の打線に勢いがある中でよく投げてくれましたね」と1失点に抑えた先発の武田勝、救援陣の粘投は評価した。

 問題は2試合で1得点に終わった打線。「点を取らないことには前に進まないので。昨日あれだけやられたのにピッチャーがよく頑張ったので、あとはバッターが点を取ることですね」と打線の奮起を促した。

 気がかりなのは死球で途中から退いた4番・中田。指揮官は「(死球の)影響はあると思いますけど、試合はたぶん大丈夫だと思う。明日1日(移動日が)あるから」と話した。

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