松井 日米通算2600安打 「安打が出ないよりは出た方がいい」

[ 2011年8月20日 14:10 ]

ブルージェイズ戦の5回、中前打を放つアスレチックス・松井

 アスレチックスの松井秀喜外野手は19日、オークランドでのブルージェイズ戦に「3番・指名打者」で出場し、4打数1安打だった。内容は一ゴロ、空振り三振、中前打、遊飛で打率は2割6分3厘。チームは2―0で勝った

 5回、高めに浮いたスライダーを中前に運んだアスレチックスの松井が5連続試合安打。それまでは左腕セシルの緩急を絡めた外角攻めに手を焼いたが「あれは甘かった」と失投を逃さなかった。
 
 この一打で、イチローのほかに、プロ野球でも3人しか達していない2600安打に日米通算で達した。ただ元来、個人の数字に執着しないだけに「(感想は)何もない」と淡々。この5試合は複数安打がないこともあって「2、3本ともっと出ればいい」と物足りない様子だった。

 ▼松井の話 (5回の中前打は)スライダーが高めに来た。あれは甘かった。(相手先発のセシルは)外角の制球と出し入れが良かった。(5試合連続安打は)安打が出ないよりは出た方がもちろんいい。2、3本ともっと出ればいい。(共同)

続きを表示

2011年8月20日のニュース