Gキラー村中 1年2カ月ぶり巨人戦黒星

[ 2011年8月20日 06:00 ]

セ・リーグ ヤクルト2-3巨人

(8月19日 東京D)
 ヤクルトは序盤の2点が重くのしかかった。今季巨人戦2戦2勝の村中が初回、長野に中前先制打を浴び、2回に小笠原に5号ソロを被弾した。

 3回以降は5イニング連続で3者凡退に抑えたが、「(初回の)先頭に四球を出したのはダメだった。調子はそんなに悪くなかったが、先制点を与えてはダメ」と反省の弁。昨年6月22日(神宮)以来の巨人戦黒星を喫した。

 右脇腹肉離れから復帰した7月15日(東京ドーム)、同29日(福島)で巨人戦連勝を飾り、Gキラーとして期待されたが、打線の援護が得られなかった。11安打も2点の打線に、小川監督は「うちはチャンスをつくりながら、あと1本が出なかった。完全に沢村に抑えられた」と渋い表情。2位・巨人とのゲーム差は5に縮まり、猛追されるプレッシャーとも闘う3連戦になりそうだ。

 ▼ヤクルト・畠山(4打数無安打)沢村にあれだけの投球をされたら打つのはなかなか難しい。自分なりに勝負をかけてやられた。

 ▼ヤクルト・荒木チーフ兼投手コーチ 村中は最初スピードがなく、芯がないというか。途中からいい感じで投げていた。

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2011年8月20日のニュース