フィリーズ・ファンサイトで松井待望論

[ 2011年8月20日 06:00 ]

<アスレチックス・ブルージェイズ>ベンチで試合を見守る松井。右奥はメルビン監督代行

ア・リーグ アスレチックス0―7ブルージェイズ

(8月18日 オークランド)
 アスレチックスの松井が休養で約1カ月ぶりに欠場した。

 前日から伝えられていた通り、7月16日のエンゼルスとのダブルヘッダー第2戦以来29試合ぶりの先発落ち。代打の機会もなく試合終了を迎えたが、試合後は「心身ともに、休養をいい機会とプラスに捉えればいい」と振り返った。今季の欠場は、エンゼルス時代の昨季を上回る18試合目。しかしボブ・メルビン監督代行が就任した6月9日以降は61試合でわずか4度だ。指揮官も「できれば休ませたくない」と変わらぬ信頼を口にしており、松井も「先発剥奪と休養とでは全然違う」と気にはしていない。

 今季得点圏打率・323はリーグ10位。勝負強い打撃に依然注目度は高い。フィラデルフィア・インクワイラー紙は18日付の電信版で「主に代打起用となるが、フィリーズは左の強打者を探している」と報道。ファンサイトでは、ヤンキースに所属した09年のフ軍とのワールドシリーズでは打率・615、3本塁打、8打点でシリーズMVPに輝いた松井の名前が真っ先に有力候補に挙がった。ポストシーズンの登録期限は今月31日。他球団から松井にお呼びがかかる可能性は十分に残っている。

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2011年8月20日のニュース