昨夏の準優勝校・気仙沼向洋 2回戦で姿消す

[ 2011年7月13日 06:00 ]

宮城大会2回戦 気仙沼向洋4―5登米

(7月12日 南郷)
 昨夏の準優勝校・気仙沼向洋が2回戦で姿を消した。

 3回に3点を先制されながらも、8回に4―4の同点に追いつく執念を見せたが、9回に2番手の高橋が決勝本塁打を浴びた。川村佳史監督は「短くも長くも感じた(東日本大震災からの)4カ月だった。人間的にも成長してくれた」と選手をねぎらった。津波で学校が壊滅的な被害を受け、野球道具が流されながらも最後まで意地を見せた三浦主将は「感謝の気持ちを持ってやれた」と涙をぬぐった。

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2011年7月13日のニュース