13日開幕の福島大会 各球場で放射線量測定し中止も

[ 2011年7月13日 06:00 ]

 福島第1原発事故の収束が見えず、放射線への不安が今も解消されない中、福島大会は13日に開幕する。

 大会には87チームが参加。開会式は郡山市開成山球場で行われ、学法福島の塩瀬龍主将(17)が選手宣誓する。原発事故の影響で部員が減少し、日本高野連が決定した特例措置を全国で唯一受けた双葉翔陽、富岡、相馬農の3校による「相双連合」は14日に登場し、喜多方と対戦する。決勝戦は27日に行われる予定。福島大会では、各球場で早朝に放射線量を測定。国の屋外活動制限の基準である毎時3・8マイクロシーベルトを超えた球場では、その日の試合を中止する。

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2011年7月13日のニュース