伊志嶺9回2死から逆転2ラン!昨年6月以来の4連勝

[ 2011年6月16日 06:00 ]

<巨・ロ>9回2死二塁、左越えに逆転本塁打を放つ伊志嶺

交流戦 ロッテ3-2巨人

(6月15日 東京D)
 土壇場で飛び出したプロ2号がチームを救った。ロッテの伊志嶺が1点を追う9回2死二塁で逆転2ラン。

 2ボール2ストライクから、122キロカーブを左翼席へ運んだ。ルーキーは笑顔を見せずにダイヤモンドを一周したが「前の打席でチャンスをつぶしていたので。無心で振った。うれしかったけど抑えました」。東海大の大先輩、巨人・原監督の目の前で放った鮮烈な一発だった。

 12日の広島戦(QVCマリン)でプロ1号を打ったばかり。この日は、直球を待ちながら低めの変化球を仕留め「反応で、うまく打てた。1号より自信になった」と胸を張った。西村監督は「思い切りの良さというか、1位の即戦力だから。大きな仕事をやってくれている」とうなずいた。チームは昨年6月以来の4連勝。成長を続ける23歳が原動力になっている。

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2011年6月16日のニュース