松坂、5回1失点で今季初勝利

[ 2009年6月3日 09:57 ]

タイガース戦で5回を投げ終え、ベンチへ引き揚げるレッドソックス・松坂

 米大リーグ、タイガース―レッドソックスは2日、デトロイトで行われ、レッドソックスの松坂大輔投手は先発で5回を投げ、6安打1失点で勝ち投手になり、今季初勝利(3敗)を挙げた。6三振で3四球。岡島秀樹投手は5―1の7回から3番手で登板、1回1/3を投げ無安打無失点。

 チームは5―1で勝った。

 ▼松坂の話 (今季初勝利)先発投手にとっては、まず一つ勝つことでようやくシーズンのスタートが切れたと感じられる。(この日を含む復帰後3試合は)ピンチが多かったけれど、どうすれば抑えられるか、どういうボールを投げたら抑えられるのか、普段ならすぐにこれだと出てくるもの。ランナーを背負いながらも粘り強く投げるのが自分のスタイル。それがやっとできるようになった。

 松坂は1回の先頭打者を四球で出す苦しい立ち上がり。後続に中前打を許して、いきなり無死一、二塁のピンチを迎えた。次打者を併殺に取って2死三塁としたが、4番カブレラには追い込みながら左前にはじき返されて、同点となる適時打を許した。なおもピンチが続いたが、最後は空振り三振で1失点で切り抜けた。
 その後も松坂は毎回、走者を背負い、悪戦苦闘。3回、4回はそれぞれ併殺で、連続四球で無死一、二塁のピンチを招いた5回には、後続から二つの三振を奪って、いずれも無得点に抑えた。
 結局、相手の走塁ミスなどの拙攻にも助けられ、要所を締めて5回6安打1失点6奪三振。その粘投に応えて味方打線も着実に追加点を挙げた。

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2009年6月3日のニュース