阪神、痛い逆転負け ジェンの好投生かせず

[ 2009年4月26日 18:09 ]

 【阪神1-2広島】痛い敗戦だった。阪神は1―0の7回から登板したアッチソンが不調で、あっさりと逆転を許した。真弓監督は「いい時と悪い時がはっきりしている」と振り返った。

 初登板のジェンが6回までスコアボードに0を並べた。この好投を生かしたいところだったが、2番手のアッチソンが1死から2連続四球。さらにボークで二、三塁とピンチを広げ、代打の喜田に逆転の2点右前打を浴びた。「もちろん、うまく継投できたらというところはあるけどね」。どこか淡々とした口ぶりの真弓監督に対し、久保投手コーチは「状態が悪い時は早く降ろさないと」と厳しくコメントした。
 9回には2死一、二塁から狩野が右前打を放ったが、好返球で新井が本塁憤死でゲームセット。指揮官は「最高のボールが返ってきた。ちょっとでもそれたらね」。攻守で勝負どころを逃し、今季初の同一カード3連勝はならなかった。

続きを表示

2009年4月26日のニュース