松井秀、会心の打撃で3戦連続2安打

[ 2009年4月26日 10:13 ]

レッドソックス戦の8回、中越え二塁打を放つヤンキース・松井秀。捕手バリテック

 【ヤンキース11-16レッドソックス】ヤンキースの松井秀喜外野手は25日、ボストンでのレッドソックス戦に「「7番・DH」で出場、5打数2安打だった。内容は一ゴロ、二ゴロ、二ゴロ、中前打、中越え二塁打。

 3試合連続して2安打ずつを放ち、これで5戦続けてヒットを記録し打率も2割6分1厘に上昇した。

 2試合ぶりに先発したヤンキースの松井秀が、出場3試合連続の2安打。乱戦の終盤、いずれも1点を追う場面で安打し、「センターに真っすぐ打ち返した、いい打撃だった」と振り返った。
 まず7回、先頭打者で低めの速球を中前打し、反撃につなげた。8回1死一塁では、初対戦の右腕ラミレスから中堅フェンス直撃の二塁打。簡単に2ストライクを取られてから、高めの速球を逃さず、「(2球で)速球とチェンジアップを見られたから、追い込まれてもああいう打撃ができた」と冷静だった。
 中盤までの反省があった。3日ぶりの試合。3打席目まではベケットの沈む球に苦しんだ。一ゴロ、二ゴロ、二ゴロで、「思ったよりもシンカー気味で、引っかけて失敗を繰り返した」。打撃を修正し、終盤は中堅に強い打球。打率は2割6分1厘まで上がった。
 チームは4回までに6点リードしながら逆転負けし、宿敵に連敗。このカードで6点差をひっくり返されたのは41年ぶりだ。ショックな敗戦となったが、松井秀は「どういう負けも同じ負け。大事なのは引きずらないこと」と気持ちを切り替えていた。

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2009年4月26日のニュース