ローズ3発!外国人史上初の通算450本塁打

[ 2009年4月26日 16:59 ]

4回に通算450本塁打を放ち、ファンの声援に応えるオリックス・ローズ

 【オリックス11-3日本ハム】通算450号という節目の一発は序章にすぎなかった。オリックスのローズが7年ぶりとなる1試合3本塁打をマーク。「チームが勝ったことが一番」。記念の試合の白星を自らのバットで飾った。

 4回の先制弾と5回の3ランは低めの直球、8回の中堅への2ランは118キロの変化球をすくい上げた。日本ハムの3投手を見事に攻略し、今季両リーグ最速で10号に到達した。

 1996年に近鉄入りした時は27歳。「450号とか何千安打という記録どころか、まさか13年も日本でやるなんて考えたこともなかった」。それが今では安打、本塁打、打点などの最多記録を更新し続ける“最強の外国人打者”となった。

 打率4割4分1厘もリーグトップに並んだ。絶好調の秘訣は「自分を40歳だと思わないこと」。若々しい気持ちでチームを引っ張る主砲に、大石監督は「50発いっちゃうんじゃない」と頼もしそうに笑った。

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2009年4月26日のニュース